易学における八卦を解説

易学における八卦を解説

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易占いをしてもらう時に、「八卦」という言葉を聞いたことがある方も入らっしゃるのではないでしょうか。易学にとって八卦という要素は重要です。今回は、八卦について解説していきます。

まず、八卦の八つの要素についてご紹介します。古代の中国人は、天、沢、火、雷、風、水、山、地という八つの要素が自然を支配していると考えていました。しばらくして、この八つの要素には、乾(けん)、兌(だ)、離(り)、震(しん)、巽(そん)、坎(かん)、艮(ごん)、坤(こん)という言葉が当てはめられていきます。後に、この八卦を上下に重ねて、六十四卦が創られることになるのです。この六十四卦を理解するためにも、まずは八卦を理解しておく必要があります。

次に、八卦が何を表しているのかご紹介します。説掛伝という本の中で、八卦が表している属性や動物、身体の部位などが記されています。例えば、乾は天を表し、馬や父、首などがシンボルとして挙げられます。このことからも分かるように、八卦は具体的な事柄を指しているのではなく、シンボルから推し量って占っていくものなのです。

易占いでは、この八卦を手掛かりとして、様々なことを占えます。仕事運や恋愛運など、一般的に占いの対象となる項目は占うことができます。ただし、「将来の自分はどうなっている?」といった漠然とした質問では占うことができません。易学に向いている質問としては、「今付き合っている相手と結婚できる?」「この日に引っ越そうと思っているが大丈夫?」といった具体的で細かいものが良いでしょう。

今回は、易学にとって重要な要素である八卦についてご紹介しました。八卦を理解しておくことで、易占いをより楽しむことができるでしょう。